様々な場面でなにかと必要になるデータベースのバックアップ。
今回はphpMyAdminを利用してデータベースをバックアップする方法を解説します。バージョンにより表示が異なる場合がありますが基本的な手順は変わりません。
使用したバージョン phpMyAdmin 4.8.5
phpMyAdminを操作する
左側のメニューよりバックアップしたいデータベースを選択します。状況によっては既に選択された状態の場合もあります。選択すると右側にデータベースのテーブルが表示されます。
テーブルが表示された状態のまま、「エクスポート」をクリックします。
エクスポートの設定・ファイルの書き出し
今回はWordpressのデータベースをバックアップすると仮定した一般的な設定になります。下記の項目以外はデフォルトのままで構いません。
- Export method > 詳細
- フォーマット > SQL
- Tables > 全てのテーブルを選択
- 出力 > 出力をファイルに保存する:オン(データが大きい場合は圧縮)
- 生成オプション
- DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION/ EVENT / TRIGGER コマンドを追加する:オン
- IF NOT EXISTS:オン
- エンコーディングへの変換 > なし
最後に「実行」をクリックするとバックアップファイルが生成されます。
バックアップファイルをインポートする
バックアップしたSQLファイルをインポートするときの手順です。
エクスポートしたときと同様に該当のデータベースを選択し、「インポート」をクリックします。次に「ファイルを選択」をクリックし、バックアップしたSQLファイルを選択したら画面最下部にある「実行」をクリックしてください。
「インポートは正常に終了しました。〇〇個のクエリを実行しました。」といったメッセージが表示されると完了になります。