骨伝導イヤホン Shokz OpenRun Pro

現在使用中の骨伝導イヤホン「Shokz OpenRun Pro」を紹介します。

「Shokz OpenRun Pro」は骨伝導イヤホンを得意とするブランドである Shokz(旧AfterShokz)のスポーツ用ハイエンドモデルという位置づけの製品で、「低音の強化・バッテリー10時間持続・急速充電機能」等の特徴が謳われています。

Shokz OpenRun Pro を選んだ理由

主にランニングや筋トレ等の運動中に使うため、次のような条件を満たすものを探していました。

  • 耳を塞がず周囲の音が聞こえる
  • 落とさない
  • 無線(Bluetooth)

今までもこれらの条件を満たした首掛けタイプのものを使っていましたが、体の動きに伴って首にかけた部分がずれてしまうのが難点でした。今回はこれらの条件に加えて「運動中でもずれない」ことを期待して Shokz OpenRun Pro を選びました。

仕様・特徴

装着感

骨を振動させて音を伝える骨伝導を採用しているため、耳を塞ぐことがありません。プラスチック製の音が伝わる部分をこめかみ付近に当てることで音が聞こえます。初めての骨伝導なので聞こえ方に不安がありましたが、特殊な感じはせず自然と音が聴こえてきます。

圧迫感も無いので長時間つけていても気になりません。メガネとの併用も可能でした。頭の後ろの部分はぴったりフィットさせるのではなく隙間が必要なため、寝て使うのは無理そうです。

ウェブ倉庫
ウェブ倉庫

運動中でも全くズレることはなく、ストレス無く長時間使えるのは希望通りでした。

骨伝導の音質

公式では「これまで同様のクリアな中高音域再生とともに深みのある低音も実現」と謳っていますが、これは骨伝導の旧モデルと比較しての表現かと思われます。(旧モデルは使ったことが無いため残念ながら比較できませんが…。)音質を求めるのであれば高音質を売りにしたカナル型やインナーイヤー型の製品のほうが勝ると思います。

とはいえ必要十分な音質を備えているので、「周囲の音を聞きながら音楽も聴けるイヤホン」を求めているなら最有力候補と言えるのではないでしょうか。

音漏れについては通常のイヤホンと同様に、音量に伴って発生するので静かな場所では注意が必要です。骨伝導だからといって音漏れに関して有利・不利ということは無さそうです。

操作性

左外側にはマルチファンクションキーがあり、音楽の再生・停止・次の曲・前の曲等の操作のほか、着信時の応答・終話もこのボタンで対応できます。

右耳の後ろになる部分には音量キーと充電ポートがあります。キーには凹凸があるため触れば分かるようになっています。

音量+キーが電源キーと兼用になっており、長押しで電源のオン・オフができます。

長時間バッテリーと急速充電

充電は付属のUSBケーブル(タイプA)で行います。充電ポートとケーブルはマグネットで容易に脱着でき、しっかり固定されます。外れやすいということはありません。

私の場合1日に1時間程度使っていますが、1度の充電で1週間以上は使えています。満充電するほどの時間が無い場合でも5分程度の充電で1時間以上再生できます。

電源を入れた際に音声で大まかなバッテリー残量を教えてくれるので充電が必要な場合はすぐ分かるようになっています。

防水性能

防塵・防水性能はIP55。粉塵から保護し、小雨や汗程度の水滴は問題無いとのこと。ランニング中にどしゃ降りに遭遇したことがありますが異常なく使えました。

まとめ・総評

求めていた「周囲の音が聴こえ、落とさない、ずれない」という点は完全に希望通りで、運動時はこれ以外に無いと思える満足度でした。他の運動用イヤホンはしばらくは購入することは無いと思います。

しかし、新製品の Shokz OpenFit という製品が発売されているようで、こちらは完全ワイヤレスでした。耳にかけるため落ちることは無さそうです。OpenRun Pro との音質の違いも気になるところ。
これから購入予定の方はこの2つを検討してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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